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宿に戻り一休みした後、テキ穴を見に行きました。 なんかよくわからんけど山肌に深い穴が開いて中に入れるそうです 宿からわりとすぐのところにその場所はありました。 怖がる娘と自転車からおろすのがめんどくさいエエジャナイカ君について 私は外で待ってましたが、パパとA太が入って行きました 中はひんやり、やっと見えるくらいのライトアップがされているそうで 人一人やっと通れるくらいの穴が延々何十メートルだったか続いているんだって。 もう見えなくなってから親切な私は教えてあげた 「おーい!A太聞こえる?」「うん」 「ここの穴の一番奥でね、20人くらいの人の骨が見つかったんだって~」「・・・・」 ↑本当です で、何のために作られた穴か、人工的か自然に出来たものかすら わからないとか。 昭和40年代に中学生が冒険だかいたずらだかで入ったら人骨がゴロゴロ でてきたそうな。腰抜かしただろうなぁ(-仝-*) ちなみにその骨は平安時代のものだっだそうです。 少々青ざめて出てきたA太はほっといて、島を一周してみる事にしました。 うろ覚えで島一周自転車で40分ほど。お散歩にちょうどいいです。 しかしこの時、すぐ戻るつもりで手元に地図入りパンフレットを持ってきていなかったのが 大失敗でした。 今でも悔やまれます。 この島は居住区に関して大きく3つに分かれているようです。 地図で見て右下の勝浦、(フェリー乗り場や海釣り公園、海水浴場や ほとんどの宿はみんなここに集まっています)お隣の中村(小中学校があります)、 そして謎の右側(東側)にある法木。 謎っていうかみんな漁師なんでしょうけどね。 テキ穴は勝浦と中村の中間点くらいにあって、そこから山道や 朽ちた家、一度子供がいなくなって閉校した後に最近また移住者がきて 再開した小中学校(流しそうめんの跡があった)の前を通ります。 コミュニケーションセンターとやらも併設のようです。工事中でした。 大型のダンプが出入りしていて、どうやってこの島に入ったんだろうと思いました。 私達には自転車か足しかないのでえっちらおっちら自転車をこぎます。 この辺から坂道になっており、エエジャナイカ君をしょってる私、娘をしょっているパパは 歩きます。 A太だけやたら元気よくいったりきたりしてちょっぴり殺意沸きます☆ でも日陰の山道なので日向のように暑くありません。 ひらひらと舞う蝶・・・あれはアオスジアゲハ。あーあれうちにもいるわ。 あっ、あの鳥は・・・セキレイじゃねーか。珍しい鳥はどこにいんだよ。 出る前にA太に双眼鏡貸してっていったら嬉しそうに取りだしたのは 顕微鏡・・・・・ お前ここで顕微鏡とか何を見るつもりだったんだよ(-仝-♯) 色々と黒いものを抱えながらやっとその時点での頂上らしい場所に着く。 A太がそのずっと先までいって「ここから先は下りだよ!」と教えてくれた。 このへんは完全な山道。家は一軒もありません。 少し降りるとヘリポートが見えました。何か緊急な事があった時に使うのでしょう お世話にならないようにお祈りします(-人-)ナムナム そしてここはわかれ道になっていた。 まっすぐ行くと法木。最後の集落です。 そして左に曲がると源氏盛平家盛とやらに行くようになっています。 壇ノ浦の戦いに敗れた平家の武者たちが落ち伸び、飛島で漁の道に入った時に 刀剣・甲冑を埋めたといわれる場所らしいです。 まあ、一周と考えると道はまっすぐだよね。 源平なんとかとかよくわかんないし、第一左に曲がるとまた上り坂である。 道幅もまっすぐのほうが自然に広い。 そして天然のジェットコースターを楽しんだのです。 ひゃっほううぅぅぅぅぅパラリラパラリラ(←口でいってる) 何しろ人がいないのです。10分に一回くらい車が来るので油断ができませんが 誰も観光客に興味は持っていません。 長く辛い上り坂の後の下り坂。最高です。 降り切るとそこは法木でした。飛島の家はどれも古くて、たぶん10年前に 訪れた人も「ここは10年後どうなっているんだろう」と思ったでしょう。 私も10年後どうなってるんだろうと思いました。そんなところ。 古い古い街並みを自転車を走らせます。店はない。(昔それっぽかった跡が ある家はいくつかありました) この辺の人達はどうやって買い物してるんでしょう。 なんせコンビニなんかは当たり前、スーパーすらないのです。 魚や海藻や野菜なんかは取れるとしても、米や肉はどうやって買ってるんでしょう? 今は一日2便あるからがんばれば買い物も日帰りでいけるでしょうけど 1便の時期や欠航した時なんか普段の買い物も命がけなんじゃないでしょうか。 そんなおせっかいを考えていると道が突然終わりを告げました。 そう、終わったのです。道が。 え・・・っ? こんなに突然道って終わるもの?? 家もあります。 相変わらず観光客には一切愛想も興味もないおばちゃんがなんかしてます。 おばちゃんに「ここって道、これで終わってるの?回り道とかないの?」と聞くと 「ああ~、ここで終わりだよ。この先な~んもないよ。戻るしかないね」 なんという事でしょう。 あの分かれ道はまさしく運命の分かれ道だったのです。 つーかそんな場所にある集落って何よ(-仝-) 自転車がなければ階段で登るルートもあったんですが、地図も手元になかったし おとなしく戻る事にしました。 パラリラパラリラバカ丸出しで降りてきた下り坂をな!!!!
by kkcandy
| 2012-08-17 15:00
| 雑記
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